【にきび】気絶する程の生理痛と共存しなくても、好きなことをして生活するために
学生時代にきび顔でブラマ〇吉田と言われ、人と会話することを躊躇い、1825日毎日マスク生活から脱却したお遊戯©です。
生理前・生理中の症状って本当に人によって、痛みが変わってきますよね。
今回はお遊戯©の月経困難症・子宮内膜症と診断され、ピルを服用した体験と、そのほかで気を付けていることについてご紹介します。
同じ悩みの方・生理が来るから遊んだりできないと悩める方の参考になればと思います。
も く じ
学生~治療前までの月経・生理時のリアルな様子
「月経と生理痛」
お遊戯©も皆さんと同じようなタイミングで始まります。
学生時代
鎮痛剤を飲んでも生理痛が酷く、学校を早退・保健室・欠席は当たり前でした。今考えるとこの頃にきび絶頂期だったのかもしれません。
生理痛の他に、腰痛・熱っぽさ・胃痛・下痢⇔便秘・吐き気・気絶・めまい(ポケモンバトルで負けた時のように真っ暗になる感覚)という症状が起こるようになり、病院では点滴を打ってもらうこともありました。毎月の生理はまさに地獄…
また、ホルモンバランスが崩れ胃液が通常より増えたことにより胃痛が起こり、水すら飲めずよく母に流し込めるものを用意してもらったものです…
痛すぎて気絶し、目を覚ましたら廊下で30分寝ていた時はさすがにウケました。
学生の間は生理の周期はだいたい、28~30日前後。生理がこないことはなかったのですが、痛くない日もありませんでした。また、血の量は多く粘り気と固まりのあるものが出ていました。
卒業~治療前まで
卒業後は高卒で関東に就職し、一人暮らしをスタートさせます。
そして入社して2か月後に、配属された部署で生理痛のためオフィスで倒れました
上司やみんながたじたじになっているのを覚えています。(そして申し訳ない…!)
就職してもなお高校の時と変わらず、生理痛・腰痛・下痢⇔便秘等…の症状が続き、
生理が来た日の出勤は本当に ★the end☆
ベットから出られない・動けない・ご飯が食べられない日が1~2日続き、欠勤することもありました。
婦人科で診察してもらってはいた
ちなみにお遊戯©は市販の鎮痛剤を飲んでいたわけではありません。
近所の婦人科の先生から処方されていた薬を学生の頃から飲んでいました。
先生からは右の卵巣が通常よりも腫れていると言われたものの、10代の頃は触診が怖くてきちんと診断をしてもらっていません。
今まで処方してもらった薬を紹介
ここで今まで鎮痛剤・生理痛緩和のために頂いたお薬を紹介します。
〇ブルフェン錠 200
〇ブスコパン錠 10mg
〇フェネルミン錠50mg ☞貧血なので鉄分の錠剤
〇ボルタレン錠25mg ☞コレが一番最強だと思うが、胃がやられてしまった
〇テプレノンカプセル50mg「サワイ」 ☞胃の粘膜を守る薬
〇ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒 ☞苦い!けど、錠剤より効きが早い。その分効果が切れるのも早い
〇ロブ錠60mg
〇マーズレンS配合顆粒
鎮痛剤以外に自分で行っていたことは?
〇豆乳を1日200ml飲む!(調整より無調整)
☞女性ホルモンを整えるには、イソフラボンが大事です。このイソフラボンは、大豆に多く含まれているので「豆腐」「味噌」「納豆」の摂取も心掛けていました。
〇体を冷やさない
☞冷えも生理痛の大敵。そこで漢方の「クラシエ桂枝茯苓丸」を飲んでいました。
お遊戯©的には、これが1番体質改善を含んでいて痛みが少し和らいだと感じます。ただ、1日に18錠も飲まないと行けないのがとにかく辛いのと、処方してもらった病院が人気で通いづらく3ヶ月で断念…(泣)
※桂枝茯苓丸にはケイヒ(シナモン)が配合されいます。ケイヒには冷えからくる生理痛・関節痛・腹痛に効果があるとされているので、体質改善にはぴったりな漢方薬だと思います。
20歳になってもう一度婦人科へ
触診を受けてきた、結果は「〇〇」…
自分に合う病院を求め、初めて内診検査をしてくれた先生が下した診断結果は「チョコレート嚢胞」でした。
チョコレート嚢胞は、子宮内膜症にあたるもので、月経時の血が卵巣につき卵巣が腫れる症状のことです。最悪の場合は、破裂したり癌になるリスクが高まります。
決して少なくない症例ではあるものの、当時お遊戯©は20歳、ひとり暮らし、友達に伝えても辛さを理解してもらえず、「破裂」「癌」というワード怯え、泣きじゃくる日々でした。
初めて本格的に始まったホルモン治療
婦人科の先生が勧めたのは、超低用量ピルによるホルモン治療でした。「超低用量」?量なんかあるんだ?と不思議に思いながら、「薬をしっかり飲んでいけば生理痛はなくなるし、生活も楽になるから始めよう!」と励ましの言葉を頂き、この日からホルモン治療が始まるのです。
ピルってそもそも避妊薬じゃないの?
全てのピル=避妊薬ではありません!基本的にはホルモンバランスを整えるものでございます。
また、ピルを飲んでいても避妊をしなければ妊娠する確率もありますので、妊娠を望まない方はしっかり避妊をするようにしましょう。
Q.どんな種類があるの?
A.高用量・中用量・低用量・超低用量ピルがあり、個々の症状の重度によって用量は変わってきます。
症状の例:ホルモンバランスの崩れによるにきび治療・月経困難症・子宮内膜症等
お遊戯©の場合は「超低用量ピル」で治療しました。
Q.ピルを飲んだら生理はくるの?
A.来ます。服用を続けていくうちに、血の量自体少なくなります!
Q.ピルってどうやって飲むの?
A.ピルは28日で構成されており、ホルモン錠剤21日分+休薬期間(薬を飲まない期間)で1シートになっています。飲み方としてはホルモン錠剤(21日分)毎日同じ時間に飲み、その後7日間は薬を飲みません。だいたいの人はこの休薬期間にはいって3、4日目に生理が来るようになります。7日後に生理の有無関係なく次のシートに移ります。
Q.副作用ってあるの?
A.人によって様々ですが、むくみや吐き気、めまい等があるそうです。お遊戯©は3ヶ月間、毎日吐き気に悩まされていましたが、全く症状がない人もいるそうです。また、副作用が酷く薬が合わないなと思ったら、相談すると変更もしてくれるそうなのでお遊戯©(コミュ障)のように無理せず相談するといいでしょう。
Q.料金ってどうなの?
A.お薬によって違うのでなんとも言えませんが、お遊戯©はフリウェル配合錠剤ULD(ルナベルULDのジェネリック?)は2ヶ月分で2110円でした。ジェネリックにしてから1000円近く金額が安くなったので、ジェネリックの検討もいいと思います!
Q.病院に行かないとだめ?
A.病院で診察して処方してもらうことを、強くおすすめします!ピルを飲むことで血栓症という病気になる確率が、服用していない人よりも高くなるそうです。また、喫煙者はさらに血栓症になる可能性が高くなります。
病院では定期的に、血栓症・触診の検査を行ってくれるので自分の体の状態を知るようにしましょう。
【2年服用した結果】ピルを飲んでよかった!
ざっくりと改善されたことを紹介します。
〇PMSが格段によくなった
服用前まではなぜか気分が落ち込んだり、イライラすることが多かったのですが、服用を続けて行くうちになくなりました。まだ症状があるとしたら、月経・生理前に眠くなるのと少し熱っぽくなることくらいですね。
〇にきびができにくくなった
生理あるなしに関係なく増えていたにきびも、ホルモンバランスが整ったおかげで、不摂生をしない限り格段に減りました。
〇生理痛・腰痛が本当にニュース0
学生の頃からあんだけ苦しめていた生理痛・腰痛さんはいったいどこへ??ってくらい何も感じないです。今までベットでうずくまる恒例行事も2年近くしていません。
「生理がこの日にくるから、この日周辺は用事を入れたらダメだ…」という悩みがなくなり、好きなことを1ヶ月の間でするという行動力を増やすことができましが。
〇とにかく月経量が減る
血の量がだんちに減るため、生理用シートを買う回数も減り、おりもの用シートだけで生活できるようになりました。漏れることもほぼなく、快適な毎日です。
【経過日数で様子を見ると…】
3ヶ月目:吐き気の副作用はまだあるものの、月経時でもベットから出て食事ができるようになった。
6ヶ月目:副作用・生理痛がほとんどなくなり、たまに痛かったとしても、鎮痛剤を飲まなくても我慢できるほどに
1年目・2年目:あれ、PMSってなんだっけ?生理痛ってなんだっけ?最近生理用シートほとんど買った記憶ないなぁ…
今ピル(ホルモン治療)の他に気を付けていること
やはりホルモン治療は最強だと思いますが、生活する上で気をつけていたことを紹介します。
〇血行を良くする
血の滞りを「瘀血(おけつ)」と言います。瘀血になると、冷えだけではなく月経痛の原因にもなるので要注意!
お遊戯©は、体を温めるために、シナモンパウダーを豆乳にいれて飲んだり、養命酒も飲み始めました。(糖分の摂りすぎ注意⚠)
また、冷たいものを摂りすぎないように、お湯やぬるま湯を飲むようにしています。
普段から運動・リンパを流すのもいいかもしれません。
〇血を作り出すものを食べる
特に「似類補類」の考えを大事にしています。
ex.)貧血の場合レバーを食べる→レバーは肝臓を強くする→肝臓は血を貯める働きがある のように似たものはその箇所を補ってくれるという考えです。
また、赤や黒色の食べ物も積極的に摂るようにしています。
〇栄養失調は生理痛のもとになるので気をつける
食事で足りない分はサプリメントで補うようにしています。
今現在は、鉄分と亜鉛、マルチビタミン、タンパク質(プロテイン)、フィッシュオイルを普段から取り入れてるようにしています。生理痛は鉄分摂取だけが大事ではなく、栄養失調→ホルモンバランスの乱れに直結するので、普段から意識するように人一倍気をつけました。
※サプリメント・薬の飲み合わせには十分注意しましょう。
まとめ
卵巣は親指の第1関節くらいまでの大きさが普通と言われましたが、検査では6cmくらいあると聞き、さすがにその時は笑ってしまいました。
しかし服用して半年後の検査で、普通の大きさくらいに戻りました。
お遊戯©は、もっとピルに対する知識や、月経困難症・子宮内膜症の症状が認知されていけば、
相談しやすく痛みに耐えることのない日々も送ることが可能なのではないのかなと感じました。
情報発信も盛んになっている、これからの時代の流れに期待していきたいですね。