【人間関係の悩み】占い中毒に悩み苦しんだ2年間 脱出したきっかけとは…?

仕事や人間の悩み

世間知らず&バイト未経験&部活の先輩がいたことのない、スーパー田舎者娘が一人で生きていく力をつけるために、18歳で大都会へ就職したお遊戯©です。

「日本は占い好きが多い」 
私もその一人だと思います。

手塚治虫作品の「火の鳥」や弥生時代ドラマで天気の兆候を調べたり、政治の先行きを占いで決めているシーンをよく見ますが、昔からの文化が今の日本にも強く根付いていて、占い師の方のお客さんに寄り添うアドバイスが、共感力の高い日本人が占いにはまる理由なのではないでしょうか。

しかし、占い好きの中でも他人の言葉に全てを委ねてしまい、自己肯定感・自己判断能力が欠如していまい抜け出せない沼で悩んでいる方はいませんか?
今回は、短期間ながらも占い中毒になった私がどのように脱却したのかお伝えいたします!

スピリチュアルや占いを見ることが好きだった、ごく普通の女の子

学生の頃は、雑誌の後ろのページにある今月や年度占い、朝の占いとかを欠かさず見て、好きな男の子ができたら両想いのおまじないをしてみるごく普通の女の子。
昔は地獄先生ぬ~べ~をよく見ていたので、ケサランパサランの存在や夢占いも朝見たら必ず調べたりしていました。
ここまでの話を聞くと、占いの好きなただの女の子だと思いますし、私もこれ以上沼のようにはまるなんてこの時は思いもしませんでした…

どんどん加速していった、占い中毒

私が占い中毒になったのは18~20歳の頃。きっかけは人生史上辛いできごとが、3つが一度にやってきたからなのです!

①転職の失敗

高卒でひとり暮らしを初め、19歳になったときのお話です。

この頃から職場のある上司に異様な攻撃を受けていました…(他の上司とかフォローには入ってはくれていたのですが…)
ストレスから逃れ新しい環境で働こうと転職活動を行い、他県へ引越しを決意。

しかし、転職先はブラック企業ですぐに辞め、その後3ヵ月間ニートになっていたことがあります。

 

②持病の発覚

学生の頃から月経痛が酷く、婦人科で鎮痛剤をもらっていました。
社会人になって検査したところ「子宮内膜症(チョコレート嚢胞)」と診断。
メジャーな病気ではあるのですが、 当時の私は 
●病名がついたこと
●その時、周りの友達に同じ症状の人がいなかったので理解されなかった
●治療のためのお薬の副作用で3ヵ月間毎日具合悪かった

ことがあり、どんどん精神的に病んでしまった経験があります。
☟実際のお話は下記の記事から☟

③大失恋の経験

持病の発覚された当時、お付き合いをしていた方がいるのですが、病気のことを理解してくれずなんでも「心が弱いからだ」と言われました。
その発言の前までは結婚を考えていたのですが、人格否定されている感覚に陥り、そのストレスに耐え切れず別れることに。

占い中毒の生態

辛い経験を重ね「自分で判断すると、ろくな結果にならない」思い込み始め、他人に判断を委ねるようになりました。

そして第三者から、公平な意見をだしてくれるのは占いであると思い、どっぷり占い中毒になり始めたのです。

●占いの掲載がある雑誌を必ず読む 
●ネットの毎月占いをしらみつぶしに確認 
●今月のラッキーアイテムやカラーは取り入れる(時には購入も)
●ストレスで毎日夢を見ていたので、夢占いを毎朝確認する 
●月に1~2回は別の占い師に占ってもらう(なかなか高額使いました) 
●おなじないショップで商品購入 
●神社で運気アップのため、様々なところを毎週めぐるetc…

今思えば、自己判断能力がなくなり、中々の金額を使ったなぁ~と思います(笑)

急に冷めた占い中毒症状

21歳になる前

急に熱は冷め始め、自己判断能力が段々と付き始めた頃。気づいたら私は、占い中毒から卒業していました。
特に「中毒になっているから卒業しよう!」と思ったわけではありませんが、当時自然と実践していたことがありました。

朝・毎月の占いを見る回数を減らしてみた

自己判断能力が鈍ってくると、自分の素敵な大人像から離れると感じていました。ですので、できるだけ忙しい毎日を送るようにして、単純に見る回数を減らすようにしました。
そうすると次第に占い興味も薄れていき、他の趣味にも打ち込めるようになりました。

十二星座占いに疑問を持った

よく月占いでは、十二星座占いがメジャーだと思いますが、ふと疑問で「運命は12個にしか別れていないのか?今月運勢が悪くても同じ星座の人は、運がいいのでは?」と考え始めました。
そこで十二星座占いの信憑性がなくなり始め、気に掛けることがなくなりました。

夢を見ても、夢診断で検索しない

ストレスで毎日違う夢を見るようになって、きちんと疲れが取れない日が続いていました。

そこで、なぜ夢を見るのかを調べてみたところ「夢は現実世界の記憶の整理、睡眠が浅いから見るもの」とあり、私きちんと寝れていないんだ!!と気づきました。睡眠の質を改善させ、きちんと寝ることに集中したため、良い夢も悪い夢も脳に焼き付くことが格段に減りました。

占いはあくまでアドバイザー

こうやって中毒から脱却したお遊戯©ですが、気づいたことがあります。
人生は自己判断で決まるもので、占いはあくまでエンターテイメントでアドバイザーのひとり。

アドバイザーの意見を全て取り入れるのではなく、数ある助言のうちのひとつとして考えるようにしましょう。
また私のように辛い時期が重なってどっぷり中毒になってしまう人は、自己肯定感が自信が低い傾向があります。

辛い時期でアドバイスをもらうのはいいことですが、占いに頼り過ぎてしまって周りの意見を聞かなくなってしまったり、自己破産並みにお金を使ったりしないよう、自分とよく相談して利用しましょう。

 

まとめ

特に熱中しなくなった今でも、年に2・3回見ることがありますが、あの時のようにどっぷりはまることはなくなりました。
あくまでアドバイスのひとつであって、人生を決めるのは自分自身です。自らを信じて自信をつけていきましょう、脱却できるよう応援しています!