【高卒の仕事の悩み】世間知らずの役立たず無能田舎者娘が、仕事ができるようになった大勝利案件

仕事や人間の悩み

世間知らず&バイト未経験&部活の先輩がいたことのない、スーパー田舎者娘が一人で生きていく力をつけるために、18歳で大都会へ就職したお遊戯©です。

今回の記事は、18歳のとき、世間知らず&バイト未経験&部活の先輩がいたことのない、スーパー田舎者娘が大都会へ進出し、初めての会社でどのように生き抜いてきたのかをお伝えいたします。

これから来年就職を控えている方、高卒でバイト自体したことのない方、新卒生の参考になればと思います。

 

学歴や学習レベルについて

お遊戯©は、小・中・高、上の下くらいの頭脳でした。純粋にいい点数を取りたい、いい順位をとりたいな~くらいの気持ちでした。

また小・中・高と部活動では、運動部に所属していましたが、部員数が非常に少なく、上の世代が全くいませんでした。そのため学生の頃に先輩から学ぶという期間が非常に短かったです。歳の差の接し方、礼儀やマナー、言葉つかいを自ら学ぶという努力を全くしませんでした。(今でも昔の自分を本当に “the 世間知らず" だと思います(笑))

 

初めての就職

自慢ではないのですが(とか言っているのが自慢)、お遊戯©は関東のちょっと大きめの会社に入社することができました。グループ会社を十数個もっている、本社の経理担当です。倍率は11倍、本人もなぜ入社できたのかいまだに「❔」です。

待遇はとても良い会社でした。

〇社宅3万円の最寄り駅から徒歩7分、最寄り駅から会社の最寄りまで2駅。そして会社から駅までは徒歩5分

〇9:00出社の18:00定時、18:30までに完全退社。繁忙期は20:00まで残業することができるが、それ以降はPCが自動シャットダウンされる。※会社の賞与査定で残業を減らす項目があったため、部署内で呼びかけが強かった

〇賞与は年2回。業績が良かったら3回。最低でも1回で25万円を賞与として支給される。

〇年間休日123日で、休日出勤したら必ず次月度までに振替休日をとること。

大都会に出て、大きい会社に勤めて、youtubeで見るようなひとり暮らしモーニングルーティーンを堪能する…そんなことをひそひそと思い浮かべながらひとり暮らしのために社宅へ引っ越します。

ここから始まった役立たず高卒生の人生!

今まで友人関係・恋愛関係で深く悩むことはありましたが、勉強で悩むことはほとんどありませんでした。学習レベルもこれといって悪くないし、なんとかなるでしょ!と思っていました。

その軽い考えが、社会という大きい世界に出たときに打ちのめされます。

一体どんな「失敗」を犯してきたのかご紹介します。

①敬語・マナーができない

「敬語・マナーなんて生活していればそのうちできるでしょ!」そう甘く思っていました。

しかしよく考えたら、バイト経験も先輩との接し方も分からない人間がいざ社会に放り投げられたら、いきなり正しい敬語・マナーなどできるはずがありません。

(学校で3者面談をして、学校側の承認を得なければバイトすることが禁止されていました。)

そして、お遊戯©は当時訛りが酷く、話し方で相手側には「タメ口」に聞こえてしまうことがあったようです。しかも課長相手に。お遊戯©に悪気は全くないのですが、悪気がないだけで許されるわけもありません。

また、気の利かせ方もわからず、当時は声のでかい田舎者娘としてのキャラでいました。そのせいか、厳しい上司に目を付けられる羽目に…トホホ(((´;ω;`))

②要領よく作業ができない&やり方を知らない

「業務」自体したことがないお遊戯©。

要領よくするにはどうすればいいのか、早く仕事を終わらせるにはどうしたらいいのか、どのように周りに協力を仰げばいいのか。高校の頃は文化祭の手伝いとかやっていたのに、仕事となると全く分かりませんでした。

そのため、入社して3~4か月ほど、ほぼ毎日残業をし、課長には「本当にそれは必要な残業なの?さっさと帰ってくれない?」と言われ、すごくへこみました。

課長が辛口な人だったのと、部署内で残業することに対し厳しい目があったので、申し訳ない気持ちでした。※課長はすごくいいひとです(笑)

③コミュニケーションの取り方ができない

上司・先輩とのコミュニケーションの取り方がわからず、数か月の間、同期以外と会話することをしませんでした。同期(都会育ちのギャル)は、バイト経験があり、バイト先の歳上の方との話したり、また、いろんな人と打ち解けるようなノリがありながらも、相手に失礼のないような気配りができる方でした。学生の頃にもっとたくさんのことを経験しておけば.…. これは今でも後悔しています。

④同じことを何度も失敗する

何度も同じことを聞いてメモしているはずなのに、同じミスを何度もしました。「最初は何でも失敗するもんだよ!」とは聞くものの、だんだん周りと比べてしまい、なんでこんなに何度も失敗するのだろうか…なんで、なんで…??と思うようになりました。

⑥片付け・書類の整理ができない

実は当時、お遊戯©は片付けが得意ではありませんでした。

経理では請求書や報告書・役所関係の書類が多いです。そのため、どの書類が大切で、どの書類を捨てていいのか分からなくなってしまい、大切な納付書をしまい込んでしまい、未納にしたことがあります。しかもそれは先輩が担当していた会社分ので、数百万円の未納に… 先輩の言葉からは感じませんでしたが、オーラがすごく怒っていました。ソリャソウジャ>オオキド博士

この大事件は入社して2か月目の出来事、この時は家に帰って枕に泣き叫んだのを今でも覚えています(笑)

⑦世間的な知識がなさすぎる

その部署では仕事のできる人間を育てるほかに、社会人としても成長させるプログラムも独自に行っていました。それは毎朝ランダムで一人選ばれる、3分間のスピーチ。経理でしたので、主に経済新聞を読んでの発表になります。発表では、発表者の上長の者がスピーチに対しての感想を言ってくれます。お遊戯©は朝の占い程度しか見ない人間でしたので相当きつかったです。見ることがきついというよりも、スピーチの内容に対してのダメ出しがあり、そのことがストレスとなってしまい、毎朝元気がありませんでした。

 

自分に自信を取り戻すためにやったこととは

入社して半年を過ぎるころには自分の無能さに焦りを感じ、「さすがにこのままじゃいけない!」と真剣に考えるようになりました。そしてどのように、無能☞仕事がそこそこできるようになるまでなったのか、実際に実践した内容をお伝えします。

①相談できる相手は強い相手を選んだ

お遊戯©はは課長と先輩2人の貴重なお時間を業務中に頂き、4人で話し合い・助言を頂く場を設けてもらいました。その際に自己解析した自分の欠点を報告し、相手側からどのように見えているのかヒアリングしました。

自分が欠点だと思っていたことは、他人にとって「気にしなくてもいい」と感じることも多々あるようで、「全ての出来事が欠点と思いこみ過ぎて、自信をなくして、ミスに繋がる」というループもあるので、他人と自分の解析を擦り合わせることが大事だと感じました。

また、課長・先輩方ならどのように対処するか・どのように未然に防ぐか、対処の考え方を聞き、自分なりにアレンジを加えて実行していました。そのことによって、未然に防ぐ・トラブルが起きても対処する方法の考え方を学ぶことができました。

②要領よく仕事するために整理した

机・書類の整理です。この言葉は、初めての会社で勤めた時に課長から教えてもらったのですが、「人が物探しをする時間は、一生で10年分」らしいです。その言葉を聞いた時(今◯◯の書類を探すことによって10年分失われて…)という危機感を持つことができ、常に書類の位置を把握できるように整理整頓を心がけました。必要な書類が分かりやすいようにファイリングしたり、ラベルを貼ったり…
また意識的に机を整理するために、課長から許可をいただき月に1、2回ほど1時間時間をとって整理整頓をしました。

③スケジュールの管理

仕事をする上で1番大切なことだと思います。まずは今月中で何の仕事を終わらせなければならないのか、スケジュールを立てます。その後に、細かい業務にひとつひとつ期日を決めて余裕のあるように分配していきます。次にその中で1日にどんな仕事をするのかを割り振って、優先順位の高いもの または 早く終わらせることのできるものから手をつけていきました。

④メモと復唱と目視化

上司仕事を頼まれた際・話を聞く際は必ずメモをとるよう教わると思います。

メモをした後に、重要・必要事項は必ず口で復唱確認していました。

もしこの時点で間違っていることがあれば、即座に確認することができます。厳しい先輩が仕事を教えてくれた時に、「どうゆうことが自分の口で一回説明してみて」とよくやってくれていました。また重要な依頼ごとは必ず、目につくように目視化するようにしていました。
キャラクターもののグッズをを持っていれば、話題が広がる可能性も…!!

⑤自分の意見を述べる

「自分は◯◯だとおもうが、先輩・上司だったらどう思いますか?」と、自分の意見を合わせながら質問することに気をつけました。一度調べ、その上で自分の意見を言うことで、考える力がある印象を残すだけでなく、どうやって説明しようか、どうしたら分かりやすく伝わるかの訓練にも繋がります。この手法は、先輩がやっているのを見よう見まねでしました。

 

できるようになったことと任せられたこと

声のでかい田舎者娘は、自分の苦手や欠点を見つめ直し、受け止め、克服し始めた頃、普段辛口の課長が褒めてくれるようになりました。そしてお遊戯©が社会人2年目できるようになったことが

◯同期で一人だけ部署移動になり、経営の管理課に配属になりました。

◯業務をこなすスピードが早かったので、経理職と管理職を兼務することになりました。

◯自分に自信を持ち始め、臆することなく上司に業務改善提案をすることができるようになりました。

◯雑務ではなく、自分だけに特別な業務を任せられるようにりました。

◯賞与査定で上位側のランクを頂きました。(管理職査定による)

◯辛口の課長が、人事制度で新人への評価を書いた手紙に「入社当初に比べすごく成長している、人の手伝いも積極的に行い欠点はあまり見当たらなくなった。強いて言うなら、細かいミスがまだあるところ」と高評価を頂きました。

◯色々な人に声をかけて、どんな仕事を手伝えるか、聞きながらまわることができました。

 

まとめ

今は転職して、大都会から離れてしまいましたが、2年の間にとても濃い内容の教育を受けることができました。

私のようにバイト経験がない方、自分はなんでダメなんだろうと悩み続ける高卒の方、非常に多いと思います。そんな方は一旦、周りに頼ってみたり、なぜダメなのかを考えるのでなく「どうやったらできるのか」に重点を置いて自己解析をすることをおすすめします。

社会人になると、成長する人・成長しない人で大きく分かれるように感じに思えます。

私は22歳ですので、学ぶこと・未経験とまだまだありますが、たくさんの方の意見聞いて

自分の成長につなげていきたいと思います。

皆さんも一緒に頑張っていきましょう!